8月8日(水)第22回~米沢平野管内農業用水施設めぐり~『水とくらしの歴史発見』を開催しました。
今年は、高畠町の屋代地区学童保育所「クレヨンクラブ」の児童(3~5年生)24名が参加してくださいました。
山形県、米沢市、南陽市、高畠町、川西町、土地連から後援をいただき、水窪ダムを始め、水窪ダム発電所及び現在ほ場整備施工中の塩井地区並びに窪田揚水機場、そして高畠町屋代地区にある竹森発電所を見学しました。
今年は小雨まじりの天候での実施となりましたが、子供たちは天候に左右されずとっても元気。今年の夏はなかなか雨が降らず水窪ダムの水位がだいぶ下がっておりましたが、湖面巡視体験ではダムの大きさを存分に体験できたようで、笑顔いっぱいにして喜んでいました。水窪ダム発電所の管理トンネルの中では管を流れる水の轟音にとても驚き耳をふさいでいました。水窪ダムの水がとても少ないことを目の当たりにした子供たちは水の大切さを十分理解されていたようです。
午後からは米沢市大字簗沢にある農事組合法人「麦わらぼうし」にて、自家ハーブ園のハーブを使用してのハーブティーとハーブ石鹸づくりを体験しました。講師の鈴木藤英さんから指導を受け、ハーブを摘み取るところから始め、手順どおりハーブティーをつくりました。ティーポットにお湯を注いでから出来上がるまで子供たちは待ち遠しい様子でした。やわらかなハーブの香りに包まれながら爽やかなハーブティーを味わいました。また、ハーブ石鹸づくりは、石鹸の素にハーブエキスを入れ揉んだり捏ねたりしながらどんな形にするか考えます。子供たちは勿論のこと、スタッフも一生懸命につくっておりました。形をつくり終えたら1ヶ月間陰干しして完成です。
塩井地区の事業現場ではほ場整備の説明を受け、施工機械に乗車しての記念撮影。窪田揚水機場及び竹森発電所では普段見ることができない内部を見学し施設や設備の説明を受けました。子供たちには1日をとおしていろいろ学んでいただけたようです。
《見学コース》 ①水土里ネット米沢平野-開会式-
②水窪ダム・水窪ダム発電所(操作室/周辺施設/湖面巡視/管理トンネル)
③農事組合法人「麦わらぼうし」体験学習~ハーブティーとハーブ石鹸づくり~
④米沢市塩井地区事業現場(ほ場整備/施工機械)
⑤窪田揚水機場
⑥竹森発電所
⑥高畠町立屋代小学校-修了式-