施設紹介 水窪ダム発電所・竹森発電所
発電所の設置について
農業水利施設の未利用エネルギーの活用を図る小水力発電は、持続可能なエネルギー供給に寄与するとともに農業水利施設の適切な維持管理を図るうえで重要と言われております。
このため、農林水産省では国営米沢平野二期農業水利事業において、導入可能性調査を行ったうえで、米沢市関根地内(水窪ダム発電所)及び高畠町竹森地内(竹森発電所)の2地点に小水力発電所を設置しました。
発電により得られた収益は、米沢平野土地改良区管内の土地改良施設の維持管理費に充てられ、施設の維持管理費の負担や環境への負荷が軽減されます。
このため、農林水産省では国営米沢平野二期農業水利事業において、導入可能性調査を行ったうえで、米沢市関根地内(水窪ダム発電所)及び高畠町竹森地内(竹森発電所)の2地点に小水力発電所を設置しました。
発電により得られた収益は、米沢平野土地改良区管内の土地改良施設の維持管理費に充てられ、施設の維持管理費の負担や環境への負荷が軽減されます。
発電所の運用について
発電機は決められた流量が流れないと発電しない仕組みとなっています。
土地改良区では、発電可能な流量を確保出来る期間(かんがい期間)である平成28年5月から、本格的な運用を開始しています。
また、発電設備は米沢平野土地改良区事務所に隣接する中央管理所(米沢市金池地内)から遠隔監視及び操作が可能で、水窪ダムと一体的に管理しています。
水窪ダム発電所 諸元
項 目 | 諸 元 | |
事 業 主 体 |
東北農政局(米沢平野農業水利事業所) ※山形県企業局との共同施設 | |
施 工 年 度 |
平成26年度~平成27年度 | |
発 電 計 画 |
発 電 方 式 | ダム式 |
水 車 形 式 | 横軸フランシス水車 | |
落 差 | 総落差:57.5m 有効落差:50.4m | |
使 用 水 量 | 最大:2.00m3/s 最小:0.60m3/s | |
出 力 | 最大:798kw | |
年間発電可能量 |
3,898MWh | |
発 電 事 業 者 | 米沢平野土地改良区 |
竹森発電所 諸元
項 目 | 諸 元 | |
事 業 主 体 | 東北農政局(米沢平野農業水利事業所) | |
施 工 年 度 | 平成26年度~平成27年度 | |
発 電 計 画 |
発 電 方 式 | 水路式 |
水 車 形 式 | 横軸フランシス水車 | |
落 差 | 総落差:34.9m 有効落差:31.5m | |
使 用 水 量 | 最大:0.50m3/s 最小:0.20m3/s | |
出 力 | 最大:120kw | |
年間発電可能量 | 681MWh | |
発 電 事 業 者 | 米沢平野土地改良区 |